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   西田 亙の本:GNU 開発ツール -- hello.c から a.out が誕生するまで --

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2003-10-29 (Wed)

[Hard] ルネサステクノロジよりマニュアル到着

本日、ルネサステクノロジより、"H8/300H シリーズプログラミングマニュアル" および "H8/3664 グループハードウェアマニュアル" の2冊が届いた。

実は、一昨日の月曜日に同社のWebを通じて、「印刷版は入手可能でしょうか?」という、質問を送った。同社が販売している CPU 関連資料のすべては、PDFとして公開されている。しかし、私は古いタイプの人間なので、印刷物を常時手元に置き、好きなときに妄想を膨らませながらデータシートを読みたいのである。残念ながら、プリンター出力の資料では役不足。私としては「有償でも良いから」というつもりだったのだが、何と無料で立派なマニュアルが届いてしまった。印刷されたデータシートを入手したのは、20年前の NEC uPD シリーズ以来のような気がする・・(もちろん有償だった)。

届いたマニュアルは「こんな立派なものをタダで貰って、ええんやろか?」と思うほどの出来。白いカバーとルネサスの赤いロゴがマッチした、美しいデザインだ。昨日、みそくそに書いた後に、なんという豹変ぶりだろうか?いや、優れたサービスには素直に感謝し、評価を示すべきだと、私は思う。足りないところは、みんなでフィードバックして行けば良い。

さて、現在H8の解説書はいくつか販売されているが、私の印象は「プログラミングテーマがつまらん」の一言につきる。「お前の言うとることは、つまらん!」とかいう、コマーシャルがあったと思うが、まさにその通り。

これは、H8に限らず、プログラミング書でもそうだ。テーマが余りにも凡庸・単調で、読者の知的好奇心を呼び起こすには程遠いものが多い。これは、恐らく著者達自身が、プログラミングの楽しさを知らないからではなかろうか?もちろん、中には素晴らしい独創的な題材を掲げた著書もあるが、極めて稀である。

授業も同じこと。単なる Duty として講義をする教師と、「これを学生に伝えたい」という熱い思いをもって講義に臨む教師の間では、雲泥の差がある。

さて、我が掌中にある2300円のキットに、どのようなイメージを吹き込むか?ひとつ、真剣に考えてみよう。実は、この時間が一番楽しいのだけどね・・。