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本業と執筆作業に追われ、すっかりメモのアップデートが遅れてしまった。アカンアカン・・。
いつも思うのだが、ソフトウェア野郎よりは、ハードウェア野郎の方が、遙かにハートが熱いような気がする。私が知っているハードウェア野郎の中で主だった方々は、いしかわきょうすけ氏、成松宏氏、ChaN 氏だが、このお三方のページを拝見するにつけ、「あ〜、ワシもハードウェア野郎になりたい!」と妄想しまくるのである。「これだけ自在にハードウェアを操ることが出来たら、どれ程人生が豊かになることだろう・・」と、本気で考える。
日頃プログラミング関連のサイトを訪ねることは多いが、ここまでの衝撃と感動を受け取ることは、極めて稀だ。自作というのは、農業・工学・陶芸など、分野の違いを超えて、とてつもないパワーを秘めているものなのか?
でも、これまではいつも妄想するだけであった。日本が誇るマイコン野郎達には、到底及ぶべくもないのだが、私も TD4 自作を契機にして、新しい世界に向けてジャンプアップしてみたい。果たしてどんな世界が待ち受けているのだろう?
ネット上を徘徊していると、時としてとんでもない情報に出会うことがある。本日出会ったベルメックスインターナショナルがまさにそうだ。同サイトの「モデルエンジニアリング」のページに曰く。
当社で展示してある模型は実物を完全縮小したスケールモデルであったり、 実物と全く同じ構造になっておりますので、石炭の火力で水を蒸気に 変えてその圧力で動く古き良き時代のメカニズムそのままです。 動く模型を作ることは奥が深く一生楽しめるホビーです。
エンジンを自作するんですか、自作の蒸気機関車にまたがるんですか、爺さんになっても一生楽しめるんですか・・絶句。さらに「ミニS/L鉄道を開業しよう」というページは、思わず背筋も凍る(?)ような内容である。再び曰く。
ヨーロッパでの小規模農園の経営は人件費の安い国からの農産物の流入や 大規模農業との競争で経営的に成り立ちません、したがって古くから ミニS/L鉄道などを取り入れて観光農園として経営している農家が 各地にあります。
やはりヨーロッパって、凄い。ホビーひとつとっても、日本とは桁違いに奥が深いのよね。それにしても、まだまだ修行が甘いと痛感。世の中は広い。そして、ハードウェア野郎は万国共通「熱い」のだ。