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「CPUの創りかた」でも紹介されていた 4bit ALU 74181 だが、当然のことながら、速攻検索。調べてみると、この IC はその昔 PDP-11 の周辺プロセッサ KMC11 にも採用されていたらしい。
しかし、何より心を動かされたのは、その美しい Logic Diagram である。あまりにも、美しすぎる・・。
で、購入するべく探したところ、日本では有名な若松通商・電子部品通販サイトが取り扱っていた。「CPUの創りかたは入手難と言っていたけれど、これなら楽勝じゃん!」私は大船に乗ったつもりで、74HC181 の到着を待った。
が、1週間立っても届かない。そのうち、自宅へ一本の電話あり。曰く、「あらゆる卸会社にあたってみたが、製造している会社が見つからず、手に入らない」とのこと。「そんな殺生な〜〜」である。渡波氏の言葉は本当だったのね、シクシク。
Never give up の精神で、google にて再検索したところ、ついに 74HC181 の在庫を持った通販会社を発見!すぐさま発注したのだが、本日最終確認の e-mail が到着。「29個確保した」とのこと。気になるお値段は、1個あたり3米ドル。これで男のロマンが買えるのであれば、安いものである。
そのうち、Web上で自作CPUコンテストでも開いて、賞品に使うことにしよう。まる。
自作CPUの資料は、世界中を探してもそれほど多くは見つからないが、Rex Fisher 氏による P8 CPU 解説資料は、一見の価値あり。ちなみに P8 CPU も、ALU に 74181 を採用している。